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ブランディングデザインの考え方

エイトブランディングデザインでは、独自のブランド開発手法「フォーカスRPCD®」を用いてブランド開発を行っています。マーケティングが売ることを目的としているのに対し、ブランディングとは伝言ゲームのようなものと考え、いかに伝わるかを重要視しブランディングデザインを行います。

「フォーカスRPCD®」とは、F(フォーカス)、R(リサーチ)、P(プラン)、C(コンセプト)、D(デザイン)のこと。
中でも一番重要なのは、自社の強みであり、他社との差異化要因となるF(フォーカス)をつくり出すことです。F(フォーカス)が、R(リサーチ)、P(プラン)、C(コンセプト)、D(デザイン)の4フェーズすべてにおいて意識し、プロジェクトを進めることで良いブランド構築につながります。

「フォーカスRPCD®」を一巡しブランドが完成した後も、再びリサーチに立ち返り、このフローを繰り返しながらブランドをさらに育てていきます。

「フォーカスRPCD®」に加えて、エイトブランディングデザインでは、デザインを経営に活用する方法を「ブランディングデザインの3階層®」で整理しています。

経営、コンテンツ、コミュニケーションの三階層に対し、一貫性を持たせるために縦串を通すことで、クライアント、ユーザー双方にとって一貫性のあるデザインを生み出すことが可能です。

ブランディングデザインの流れ

プロジェクトのキックオフ後、お客様とワークショップ形式のお打ち合わせを重ね、ブランド開発を行っています。ブランド発表後も、ブランドのデザイン部長のような立ち位置で継続的にお客様と一緒にブランドを育てていきます。

ブランディングデザインのメニュー

エイトブランディングデザインでは、「ブランドコンセプト」を軸に、企業活動全体に一貫した方向性を持ってデザインを行います。また、様々な分野の制作物を統合的にデザインすることで、ブランドを統一されたイメージへ導きます。

  • ブランドコンサルティング

    コーポレートや、事業ブランドへのブランディングディレクションを行います。 毎月定例のミーティングを通して、会社全体に目を向けながら課題の発見・整理・改善などを伴走しながらサポートします。

  • ブランディングディレクション

    ブランドの戦略やコンセプト、ネーミングなどを弊社オリジナルのワークシートを用いてつくりあげます。ミーティングはワークショップ形式で進行し、プロジェクトメンバーのみなさまと共創していきます。

  • インナーブランディング

    自分たちのブランドが持つコンセプトやビジョンを社内に浸透させ、社員全員がブランドを理解し、一貫性を持った活動を行えるようにします。ブランドを整理するワークショップや、理解を深める社内セミナーなどを行います。

  • ロゴデザイン

    ブランドコンセプトを起点に、ロゴデザインの開発を行います。商標調査(お客様にてご手配いただきます)を行い、ロゴマニュアルと合わせて納品します。

  • 商品企画

    商品政策や、開発中の商品に対するアドバイスを行います。プロジェクトメンバーのみなさまとディスカッションしながらつくり上げていきます。

  • パッケージデザイン

    ブランドコンセプトや、商品概要、競合他社、販売状況、包装形態など様々な与件を加味しながら開発を行います。

  • WEBデザイン

    ヒアリング内容を元に、必要なコンテンツや導線などを検討しながら全体のイメージや構成を決めていきます。必要に応じてコピーライティングや撮影を行い、WEBデザインに落とし込みます。

  • SEOコンサルティング

    外部のSEO対策スペシャリストとアライアンスを組み、サイト分析・最新のSEO対策を行います。クリエイティブな視点から改善案を考案し、多くのユーザーへ情報を届ける、メディアサイトとしてのコンテンツを完成させます。

  • インテリアデザイン

    ディレクションを通して、ブランドの世界観を空間に落とし込みます。外部の建築家やインテリアデザイナーと協同しながら開発を行います。

  • プロダクトデザイン

    ブランドの世界観をプロダクトで表現します。インハウスデザイナーや、外部のプロダクトデザイナーと協同しながら開発を行います。

  • パンフレット・カタログデザイン

    ブランドの世界観をパンフレット・カタログで表現します。 用途や目的を整理しながらヒアリングを行い、企画・撮影・編集・デザインまでトータルに行います。

  • ブランドムービー

    ブランドの世界観をムービーで表現します。用途や目的を整理しながらヒアリングを行い、企画・撮影・編集・試写会までトータルに行います。

  • ブランドツールデザイン

    ブランドの一貫性を重視した販促物開発を行います。販促物の目的整理から、適切なツール選定、デザインまで行います。

  • 広告デザイン

    ブランドの一貫性を重視した広告デザインを行います。 企画、コピーライティング、撮影、デザインなど総合的に制作します。

  • ブランド発表

    外部のPRと協同しながら、ブランドリリースとなるブランド発表会や展示会など、企画からデザインまでトータルにサポートします。

ブランディングデザインの事例

クラフトビール界のパイオニア COEDOのブランドができるまで

有機野菜の流通を行う会社が地域の農産物を原材料にビールをつくり、「地ビール」として売り出したものの、ブームの終焉とともに売上が低迷。当初はラベルデザインの変更のみを考えていたが、ブランディングデザインに可能性を感じ、見た目だけではなくブランド全体のリブランディングに踏み込むことを決断した。

Focus

ブランディングデザインの核となるフォーカスポイントは、地ビール業界が縮小するなかでの地ビールという言葉を見直すこと。地ビールはどこでつくっているかが重要だがCOEDOがこだわっているのは、どうやってつくるか。職人のものづくりに着目し、新たなポジションへと向かうこととなった。

Research

第3のビールや発泡酒が登場し、ビール市場が衰退するなか、規制緩和により地ビールブームが到来。ただ味にクセがある、高価格などのイメージから徐々にブームも衰退していくことに。そうした業界の動向や他社ビールのポジションを確認。

Plan

COEDOの職人が醸し出すビールには、確かな技術と味わいがある。職人によるものづくりを省みた時、COEDOの本質は地ビールではなく「クラフトである」と新たなポジションをとることを宣言。クラフト的な世界の食のトレンドを肌で感じていた、コエドビール朝霧社長と共に日本のビール業界では初めて「クラフトビール」という新たなポジションの確立へと向かっていく。

Concept

朝霧社長の思いは、ビールは本来、豊かな色、味わいを持つ、楽しいものであり、そして素晴らしいものであるということ。その思いを伝えるため、COEDOのブランドコンセプトは「Beer Beautiful」に決定した。

Design

デザインはロゴやパッケージ、コーポレートツール、WEB、年に一度開催されるイベントコエドビール祭のプロデュースに至るまで多岐に渡る。ロゴマークは、ビールの材料であるホップの実を象徴した「毬花」をモチーフにマークを開発。COEDOの文字はパターン化させ、様々なツールへと展開している。
デザインコンセプトはビールの美しい液色の多様性をテーマに“あふれる日本の色”と定め、各ネーミングやパッケージなどに展開し、ブランドの世界観を構築している。

2006年のリブランディング以後、「Beer Beautiful」をコンセプトに日本のクラフトビール界を牽引し続けているCOEDOの活躍は日本のみならず、香港に「COEDO Tap room」をオープンするなど世界20カ国以上で愛飲されている。
国内では、1000ℓという小ロットで1000種類のビールを試作するラボ「COEDO Craft Beer 1000 Labo」(川越)や、新工場「COEDOクラフトビール醸造所」(東松山)の建設など、COEDOは、地域に根ざした本当の意味での地ビールへ進化を続けている。